患者図書室「桐の葉文庫」

空間デザイン、壁画

患者図書室開設プロジェクト委員会との協働企画。病室の改修により、森のような図書室を実現するために木製家具や照明を導入し、さまざまな過ごし方ができる空間づくりが行われた。壁画は、芸術専門学群洋画コースの卒業生による原画をもとに、大学院芸術専攻洋画領域(版画領域含む)の学生が、ブオン・フレスコ技法を参考に塗りたての漆喰が乾くまでの短い時間で描き上げた。原画制作者は、次のようにコメントしている。「繊細な線と鮮やかな色で表された生き物に種別名はない。動植物の境界は取り払われ、分類しようにもできない生物たち。しかし分類しきれなくとも彼らは確かにそこにあります。」患者図書室は、開設後、病院ボランティアが図書室の運営を行い、入院患者のための居場所として、情報を得る場として親しまれた。

場所:筑波大学附属病院 入院病棟

竣工:2015年

企画・デザイン:《空間デザイン》貝島桃代研究室、《サインフラッグ》:出口真帆

壁画:《原画制作》町田紗紀、《壁画制作》博士前期課程 洋画・版画学生

担当教員:貝島桃代、仏山輝美