筑波メディカルセンター病院
アート・コーディネート
筑波メディカルセンター病院では、2007年より筑波大学有志学生によって活動が開始され、2008年からは筑波大学実践型教育プログラムadp(アートデザインプロデュース)における学生チーム「フローンティアーズ」が展示活動を行ってきた。2009年、adpチーム「パプリカ」が「病院に彩りを」というコンセプトのもと、院内の家具や空間などのデザイン活動を開始し、現在も病院職員が課題を感じる小さな空間の改修プロジェクトを院内各所で展開。2011年、質の高い環境づくりと医療者と作り手による協働の実践プロセスを重視し、非常勤のアート・コーディネーターが配置され、2018年からはアート・コーディネート業務をチア・アートが受託している。アート・コーディネーターは、院内の継続発展的な環境改善を目指し、病院職員と作り手の協働によるアートプロジェクトを運営している。調査やワークショップなどリサーチや対話を重視し、病院環境が抱える課題を捉えたアート&デザインプロジェクトを目指す。
受託期間:2018年11月〜
実施場所:筑波メディカルセンター病院(茨城県つくば市)
主催:公益財団法人筑波メディカルセンター http://www.tmch.or.jp/info/art/index.html
協働:筑波大学芸術系、筑波大学adpチーム パプリカ、小中大地ほか
参考:
・アートミーツケア学会 2020年度 総会・大会フリンジ企画トークイベント「コロナ禍で実践される病院のアート・プロジェクト」#1 病院のアートディレクターたちが語るアート/#2病院経営者からみたアート」
・いきいきホスピタル 筑波大学が取り組むアートとデザイン, 筑波大学芸術系, 2016.3 PDF
・病院とアート, 筑波大学オープンコースウェア, 2015.10 MOVIE